卒論でお世話になった
原島博先生
の
最終講義に行ってきた。
東大でどういう研究をやってきたかという話を1時間、
歴史的にみた技術や工学の位置づけや将来展望の話を1時間されたが、
最後に「明言したことはないが実は自分は「競争」とか「評価」というのが大嫌いで...」と発言されたのが興味深かった。
「競争」が存在するのならば相手に仕事をまかせてしまえばいいじゃないか、
自分しか出来ないことをやるべきじゃないのか、ということらしい。
確かに大学は試験や論文という「評価」が日常的だし、
プロポーザルを「評価」してもらって「競争的資金」を獲得しなければならないわけで、
平和的な人間は評価や競争に嫌気がさしてくることも多いのだろうか。
ちなみに3/11に
研究室公開
があり、違う話題で講演をされるそうである。
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