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Sunday, June 05, 2011

ライフログ

古いアイデアを復活させようとして昔の日記を読んでいたら 残念な話を沢山思い出して気分が鬱になった。
自分の行動すべてを記録する「ライフログ」を 提唱している人がいるが、 嫌な体験を簡単に思い出せるといろいろ不都合があるだろう。 ライフログ提唱者もこういう問題点については重々認識しているのだが、 利点の方が多いのだから我慢すれば良いと考えているようである。 しかし本当に嫌な記憶は完全に忘れてしまう方が良いということは自明に思われる。 嫌なことを思い出しそうになったらすかさず別のことを考えるといった 「忘れる技術」が重要だと私は思っているし、 大抵の人は嫌なことを思い出すのはまっぴらだと思っているだろうから、 単純なライフログが流行することはあまり想像できない。

残念な日記などについては「残念タグ」をつけておき、 とても元気なときだけ閲覧できるようにしておくといいかもしれない。 自分の気分や居場所などによって計算機の挙動を簡単に変えられるようになれば 状況も変わるかもしれないけれど。

1 comment:

  1. なるほど。残念タグいいですね。
    個人的にはそれ以前にブログの過去ログ活用が一向に進まないのが残念でならない今日この頃です

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