家電の延長保証
というのがよくあるようだが、
家電量販店は自分が儲かるからそういう商売をしているわけであって、
期待値的に儲からないならそんな商売をするはずはない。
つまり、故障のため必要になる金の期待値よりも延長保証にかかる金の方が高いことは明白である。
そもそも加入したことを忘れてしまったら量販店の丸儲けである。
生命保険とかと異なり、家電が壊れても死ぬほど困ることはないのだから、
そんなものに加入するのは間違いなく損だといえるだろう。
油断ならない商売の一種であり、払う金は
無知税なのだろう。
家電の延長保証は、単に金銭的な合理性で加入されるわけではなく、メーカの保証終了後に連絡する先が購入した家電量販店に限定できること(わざわざ修理屋を探さなくて良い)、商品が壊れたときに発生する出費額の不確実性を気にしなくて良い、などのめんどくさいことから開放されるメリットもあるためです。
ReplyDelete家電が必要不可欠でないにしても、冷蔵庫が壊れたら代替品が必要だし、結局は保証があると助かることが多いと思う。
ReplyDelete無知税で賄ってる部分もあるだろうけど。
壊れて困るもので、メーカーサポートが期待できないとかなら入る価値はある・・・のかもしれない。
僕は入ったことないんですが・・・
例えばカメラやPCなどを平均的な購入者より遥かに酷使することをあらかじめ想定している場合であれば、合理的な場合もあるのではないでしょうか。
ReplyDelete自分が死ぬリスクが平均より高いか低いかはなかなかわかりませんが、自分の持ち物が死ぬリスクについては経験則などからある程度想像できそうです。
また、そこには使用する本人と、統計的にしか扱えない保険会社との間に「情報の格差」もありますし。
ところで、昔のPowerBookはかなりデリケートだったのでApple Careは必ず入っていましたが、最近 MacBookへは入っていません。昔のApple Careは必ずしも業者側が儲かっているとは思えないのですが。。。
> 例えばカメラやPCなどを平均的な購入者より遥かに酷使することをあらかじめ想定している場合であれば、合理的な場合もあるのではないでしょうか。
ReplyDeleteおそらく正しい判断だと思います。
わたしもそういう判断をすることもあります。
しかし、それはあくまで「家電量販店が延長保証制度を売ろうとしている」「無知税を支払っているひとびとがいる(無知税で賄ってる部分がある)」という前提で成り立つ判断です。
たぶん、増井さんはその前提に対して違和感を感じているのでしょう。
ちなみに、わたしは特に違和感はないです(笑)。商売なのだから、正しく説明した上で、どんどんやればよろしい。
修理費用の期待値が延長保証料金より低いとしても,故障した場合の損害が延長保証料金より高い,という状況はありえると考えます。
ReplyDelete金持ちならすぐ代品を買えばいいから,不要なのでしょうけれど。
また業者は延長保証で必ずしも儲ける必要がない,という場合も考えられます。
延長保証制度を設けることで他店との差別化ができる可能性もありえます。
なんだか「無知税」という言葉を使って見たかっただけなのでは,という印象を受けました。
>修理費用の期待値が延長保証料金より低いとしても,故障した場合の損害が延長保証料金より高い,という状況はありえると考えます。
ReplyDeleteこういう場面はあるでしょうが、保険の額は期待値で議論した方が良いでしょう。「故障の修理代×故障の確率」が、保険料より安くないとうれしくないですね。
世の中にこの条件を満たす保険は滅多にありません。それでも世間の人が保険に入るのは、「故障の修理代」に相当する部分が自分の支払い能力を超える場合です。(例:事故の賠償金が数千万だとして、万一の事態にこれは払えないので期待値が10万でも20万の保険に入る。)
家電の故障代が高くついたところで、それが払えないということは稀でしょうから、保険本来の意図からは外れることがわかります。
こうした認識なしに、期待値ではなく修理代そのものを保険代と比較して加入される人がいれば、「無知税」の典型といえるのではないでしょうか。