ユビキタスの街角

Wednesday, February 21, 2007

メールにかわるコミュニケーションシステム

メールというコミュニケーションシステムは、 昔はシンプルでよかったのだが、 以下のような様々な問題点を持っている。
  • 確実に届くかどうかわからない
  • 読んでもらえたかどうかわからない
  • 一度送ってしまうと訂正できない
  • 発信者を詐称できる
  • 誰にでも送れてしまう
  • 送られてきたものはすべて受け取らなければならない
  • 相手を知っていてもアドレスを知らなければ送れない
  • テキストしか送れない
  • アドレスを間違えやすい
  • 複数の人間で情報を共有しにくい
もちろん様々な工夫によりこれらの多くは解決されているのだが、 複雑な情報をきめ細かく交換したり共有したりするには根本的に向いていないので、 今後は消えゆく運命にあると思われる。 現在そういう兆候が全然見られないのは、 メールを完全に駆逐できる優れたコミュニケーションシステムが まだ発明されていないからなのだろう。

メールは使えるがWebは使えないような端末などほぼ存在しない現在、 メールキラーとなるようなブラウザ上のコミュニケーションシステムを発明できれば 世界中の通信を支配できるに違いない。

...とみんなが考えてると思うのだが何故出てこないのかな?

2 Comments:

  • Gmail はいい線いってるんじゃないかとおもいます。

    リッチテキストエディタや、SPAM フィルタ、コンタクトリストなどの機能が便利なので、「送られてきたものはすべて受け取らなければならない」、「相手を知っていてもアドレスを知らなければ送れない」、「アドレスを間違えやすい」、「テキストしか送れない」などはある程度解決できていると思います。

    あと、個人的には、メールソフトをインストールしなくていいのと、どこからでも自分に届いたメールが見られるというのが一番の利点ですね。まぁ、これらはウェブメール一般に言えることですが、従来のウェブメールは不便なインターフェイスで我慢するのが当たり前という感じだったので。

    Mew などのメーラに比べると機能的に劣る部分もありますが、マシン毎にソフトをインストールしたり、POP サーバの設定をしたりするのに飽きてしまったので、いまは Gmail しか使ってないくらいです。

    By Anonymous Anonymous, at 2:51 PM  

  • 同じ事は僕も考えていました。

    とりあえずアイデアとしては
    「引き出しにある相手宛のメールは相手が取りに来るというタイプのメール」。

    連想するのはRSSですが
    プライベート性のあるRSSって所でしょうか。
    RSSなんてつくと流行ないのでもっと良い名前で。

    By Anonymous Anonymous, at 2:39 AM  

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